公園などの雑草地にメリケントキンソウが発生している場所では、種子が乾燥してトゲが刺さりやすくなっていますので、ご注意下さい。今回、試験用に種子を採取しましたが、素手だったので何度か指にトゲが刺さり痛い思いをしました。今年の発生量は、昨年よりも多い様に感じますが、年々メリケントキンソウが増加しているのは確実です。
対策としましては、密度の高い芝生を維持することが大切です。除草剤での防除は、種ができる前の9月から3月に実施する必要があります。なお、気温の低い時期は、除草剤の効果が表れるまで時間がかかりますので、ご注意下さい。