グリーンに「ほこりかび病」と思われる病害が発生しました。
カメラのマクロ機能を使って写真を撮ってみると、葉の表面が菌糸に覆われているのが分かります。どうやら葉の表面が長時間濡れている状態が続くとほこりかび病は、発生しやすい様です。
本来なら散水の回数と量を調節して、なるべく芝生の表面を乾燥気味に管理することが望ましいです。そして、散水もスプリンクラーで自動散水をするのではなく、散水の必要な場所だけにホースを使用して手散水で丁寧に散水します。ですが、研究所では、作業員の人数の問題などもあり、散水は、スプリンクラーの自動散水で対応するしかありません。自動散水ですと、部分的にですが、必要以上に散水してしまいます。このような管理で夏を乗り切れるのか心配です。