芝草研究所でもドローンを研究に利用しています。
今まで、芝生の色や被覆率を測定するのに三脚に取り付けたデジタルカメラで写真を撮り、それを分析していたのですが、それだと何枚もの写真を撮影しなくてはならず、かなりの時間を要していました。また、撮影位置が地上わずか数十センチからなので、撮影できる面積もとても小さく、試験区全体を表すことが課題でした。
そこで、ドローンの登場です。上空30mほどから写真を撮れば、芝草圃場の全体像を簡単に撮影できます。いまのところ、全体像の写真から必要部分を手動で切り取る作業が必要で、写真の分析に関してまだまだ課題が山積みです。でも、地表での観察では分かり難いことも上空からなら一目瞭然!
カメラアングルを変えれば、研究所全体の写真も撮れます。一枚一枚の葉は小さい芝生ですが、上空からの映像がかなり役立ちそうで、今後の発展が楽しみです。